東京ビッグサイトなど視察 20年五輪、円滑輸送説明

 【共同】2020年夏季五輪招致を目指す東京を現地調査する国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会は6日、東京ビッグサイトや葛西臨海公園などを見て回った。都内のホテルでのプレゼンテーションでは、都市計画が専門の岸井隆幸・日本大教授らが東京の発達した交通網や五輪専用レーンを活用した円滑な輸送計画を説明した。

 会場視察は調査3日目のこの日で終了し、東京都の猪瀬直樹知事は「時間通りに全部できた。コンパクトな五輪を理解していただけたと思う」と総括した。招致委員会の鈴木徳昭戦略広報部長は「会場によっては質問が多く出て予定より長く滞在したこともあったが、柔軟に対応した。大成功だった」と話した。

 東京ビッグサイトでは五輪3連覇の吉田沙保里選手(ALSOK)をはじめロンドン五輪レスリングで金メダルを獲得した4選手が勢ぞろいし、五輪実施28競技のウエアを着た小学生や着物姿の女性とともに評価委を出迎えた。

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