「米国に歴史的責任」 尖閣めぐり中国外務次官

 【共同】中国の駐米大使に起用されることが決まっている前駐日大使の崔天凱外務次官は5日までに、中国政府系のウェブサイト「中国網」のインタビューに応じ、沖縄県・尖閣諸島について「米国には歴史的な責任がある」などと述べ、米国の姿勢を批判した。

 米国は1972年の沖縄返還に伴い、沖縄で行使していた施政権を日本に返還。米国が、尖閣の領有権については判断を留保しつつも、尖閣に対する日本の施政権は認めていることなどに反発したものとみられる。

 崔氏は「米国は中日が釣魚島問題で直接衝突することは望んでいないが、中日が仲良くすることも望んでいない。米国は正確な選択をすべきだ」と主張、矛盾した手法は続けるべきではないとの認識を強調した。

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