米、関係改善の機会注視 ベネズエラ次期大統領に期待

 【共同】オバマ政権は、ベネズエラの反米左翼チャベス大統領の死去を受けて行われる大統領選の結果次第で関係改善の機会があるとみて、ベネズエラの「民意」の行方を注視している。米メディアも近隣国の反米指導者の死去を大きく報じた。

 チャベス氏から後継指名を受けているマドゥロ副大統領は、チャベス氏のがんは「米国の陰謀だ」と非難。米側は、チャベス氏の影響力の残るマドゥロ政権は「米国との関係改善に興味がない」(ベントレル国務省報道部長)と強く批判した。

 オバマ政権は、チャベス氏の存在だけが両国関係の妨げとなっていたわけではないとの立場。「建設的な関係構築」(オバマ大統領)の前提として、ベネズエラ国民が“親米”路線を選ぶ必要があるとの立場だ。

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