グーグル(Google)の社内新事業育成サービス「エリア120(Area 120)」は9月22日、新たな業務追跡ツール「テーブルズ(Tables)」を市場投入した。同ツールは、自動化技術を活用することで業務または事業の進行状況をより効率的に追跡できるようにする。
テッククランチ誌によると、複数のボット(自動化ソフトウェア)で構成されるテーブルズは、業務や仕事の期限が迫った際に電子メール送信の予定を組んだり、新しい書類を受信した際にチャット・ルームへのメッセージを自動送信できるようにしたり、ほかの人に仕事を割り振ったり、あるいは、進行中の業務または仕事の状況が変わった際にそれに応じた作業内容の更新を自動化する。
同ソリューションは、プロジェクト管理やIT運用管理、顧客対応追跡、顧客関係管理、製品開発過程管理、そのほかさまざまの業務状況追跡とその管理を簡便化するよう設計されている。
そのため、利用者らは、たとえば業務連絡や作業期限、打ち合わせ、調べもの、書類 確認といった種々の予定や協業を従来なら手動で管理することで失念や遅れが生じることもあったが、テーブルズを使うことで手作業による管理過程をほぼ完全に自動化できる。
(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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