787試験飛行許可 4月後半にも運航再開か

 【共同】米連邦航空局(FAA)は12日、バッテリーの重大トラブルで運航停止となっているボーイングの最新鋭旅客機「787」について、改善を施したバッテリーを搭載した試験飛行を許可した。米メディアによると、ボーイングによる試験飛行が順調に進めば、4月後半にも旅客を乗せた商業運航が再開できる見通し。

 その場合、全日本空輸や日本航空も現在運休や機体変更を余儀なくされている路線の再開を速やかに進めるとみられる。

 787をめぐっては1月中旬、全日空機の機内で発煙し、高松空港に緊急着陸するなどのトラブルが相次ぎ、日米当局などが運航停止を指示。約2カ月が経過した現在も50機が運航停止となっているほか、ボーイングから航空会社への納入も中止している。

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