FTA交渉開始に意欲 対EUで米大統領

 【共同】オバマ大統領は12日、ワシントン市内で開かれた貿易関連のイベントで演説し、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)について「控えめだが楽観的だ」と述べ、交渉開始に意欲を示した。

 欧州連合(EU)は6月をめどに交渉入りしたいと表明しているが、米側は農業規制をめぐるEUとの事前協議が滞っていることから交渉開始の時期を明示していない。

 オバマ氏は「EUは以前よりも積極的になっている」と評価したが、依然問題が残っていると指摘した。環太平洋連携協定(TPP)については「積極的に行動している」とし、協定締結の意義を強調した。

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