人権侵害を否定 弁護士獄死でロシア捜査委

 【共同】ロシアの連邦捜査委員会は19日、内務省当局者らの巨額横領を告発した後に逮捕され、2009年に獄死した弁護士セルゲイ・マグニツキー氏について、獄中で迫害された事実はなかったとの調査結果を発表した。

 米国でマグニツキー氏の死はロシアの人権侵害を象徴する事件として扱われ、両国関係の緊張要因にもなっている。

 今月22日にはモスクワの裁判所で、同氏を脱税罪の被告として死後に裁く異例の裁判が始まる予定。ロシアのプーチン政権は影響下にある司法機関を使い、同氏に対する人権侵害を否定し刑事被告人として裁くことで、偶像化を阻止する思惑とみられる。

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