武器条約共同提案国80超す 賛成宣言写真でNGO攻勢

 【共同】通常兵器がテロや虐殺に使われないよう国際取引を規制する武器貿易条約(ATT)の国連総会採決を2日に控え、推進国は票固めに奔走、条約決議案の共同提案国は1日午後時点で80を超えた。国際非政府組織(NGO)は国連本部内外で各国代表団に「賛成票を入れます」と宣言する紙を手にした写真撮影を求め、最後の攻勢をかけている。

 共同提案国は日本、米国、英国、ケニア、メキシコなど。条約推進国は働き掛けを続け、共同提案国、賛成国双方のさらなる拡大を狙う。

 NGO連合体「コントロール・アームズ」もチリ、ハンガリー、ガーナなどの外交官の賛成宣言写真をインターネットに次々に投稿している。

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