死者の15%、大気汚染原因 中国
- 2013年4月2日
- 世界のニュース
【共同】2日付の中国紙、21世紀経済報道によると、中国で2010年に大気汚染が原因で健康を損ない死亡した人は123万4000人で、中国全体の死者の約15%を占めた。清華大で先月31日に開催された研究会で明らかにされた。
専門家によると、呼吸するたびに微小粒子状物質「PM2.5」などの汚染物質が血液に流入するため、呼吸器系にとどまらず、脳や心臓の疾患も増加するという。
また、有害物質を含んだ濃霧が最大で中国全土の4分の1を包み、全人口の5割弱の約6億人が影響を受けた昨年末から今年初めにかけては、大気汚染に関わる発病率が例年と比較して20-30%増加した。
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