ワクチン開発に向け準備 CDC
- 2013年4月3日
- アメリカ発ニュース
【共同】中国での鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の人への感染例を受け、米疾病対策センター(CDC)は2日、今後必要になる可能性があるワクチン開発に向けた準備を始めたと発表した。
CDCは、世界保健機関(WHO)や中国の保健当局と緊密に連携しながら、ワクチン製造に必要なウイルス株を培養するため情報収集していると説明。また研究者向けデータベースで公開されたウイルスの遺伝子データをもとに、人への感染力の強さや病原性の程度を評価し、既存のインフルエンザ検査法が有効かどうかも調べる。
中国では感染の拡大を受け、人から人への感染が起きる懸念が高まっているが、CDCは「現時点で事態の深刻さについて臆測するのは早すぎる」と慎重な姿勢を示した。
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