20年まで実験線調査のみ ベトナムの高速鉄道構想
- 2013年4月5日
- 世界のニュース
【共同】ベトナムのインターネット新聞ザンチは5日、首都ハノイと南部ホーチミンを結ぶ南北高速鉄道に関し、国営ベトナム鉄道が2020年までは時速160-200キロ程度の実験線建設に向けた調査にとどめる考えをまとめたと報じた。
南北高速鉄道はグエン・タン・ズン首相肝いりの事業。日本の新幹線方式を採用し時速300キロ程度で14年に着工する計画だったが、資金調達や採算性が疑問視され、10年6月に国会が否決、計画は頓挫している。
ザンチによると、ベトナム鉄道は09年の鉄道整備基本計画の修正案を運輸省に提出。その中で、南北高速鉄道はまだ建設のための条件が整っていないと認めた。
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