10日から厳戒態勢 安倍首相、ミサイル対応指示

 【共同】日本政府は、北朝鮮が新型弾道ミサイル発射に踏み切る可能性もあるとみて10日から厳戒態勢に入る。国内の混乱回避のため、全国瞬時警報システム(Jアラート)やEm-Net(エムネット)などを通じて、地方自治体や国民に速報、安全確保を目指す。迅速に情報伝達できるよう監視体制の強化も進めている。

 安倍晋三首相は9日、小野寺五典防衛相と官邸で会い「さまざまな事態に、しっかり緊張感を持って対応するように」と指示した。防衛省は万一、日本領域にミサイルが着弾する可能性が生じた場合に備え、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の首都圏配置と、イージス艦2隻を日本海へ展開する態勢を整えた。

 菅義偉官房長官は記者会見で北朝鮮に挑発行為の自制を求めるとともに、「国民の生命、安全を守る万全の態勢を取っている。米国、韓国と緊密に連携している」と、あらゆる方策を講じ対処する姿勢を強調した。

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