海上配備型MDを増額 米、国防予算案で

 【共同】ロイター通信は9日、オバマ政権が2014会計年度(13年10月-14年9月)の国防予算(戦費除く)として、前年並みの約5266億ドル(約52兆円)を議会に要求すると報じた。ブルームバーグ通信によると、ミサイル防衛(MD)の分野では、イージス艦の高性能レーダーや海上配備型迎撃ミサイルの関連予算の増額を盛り込んだ。

 国防総省が10日に国防予算案を発表する。今年3月1日に連邦予算の強制的な歳出削減が発動され、国防費も大幅カットが定められているが、今回の予算案では加味されていない。

 海上配備型ミサイル防衛の関連予算は14億ドルから15億ドルに増額する。開発遅れなどによるコスト増大が懸念されている最新鋭ステルス戦闘機F35についても、当初計画通り29機を調達する計画。F35は日本の航空自衛隊が次期主力戦闘機として購入を予定している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る