量的緩和、年内解除を協議 日米政策差で円安進行も
- 2013年4月11日
- アメリカ発ニュース
【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が10日公表した3月19〜20日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、現行の「量的緩和第3弾」について、今年投票権を持つ出席者の間で年内の解除が協議されたことが分かった。
日本では日銀が大規模な量的緩和の着手を打ち出したばかり。資産購入の規模を減らすなど米金融政策が年央にも引き締めに向けて動きだせば、日米の政策の違いにより円安ドル高が一段と進行しそうだ。
議事録によると、米国債などを大量購入する量的緩和第3弾をめぐり「年央ごろに購入ペースを緩め、年内に終了する」と提案した出席者が数人いた。また複数の出席者は、雇用情勢が期待通りに改善した場合「購入規模を減らし、年末までに終えることが適当」と指摘した。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
インフルエンサーとブランドをつなぐプラットフォームで台頭 〜 ショップマイ、1850万ドルを調達
-
シンケイ・システムス、魚の活け締め技法を機械化 〜 完成に接近、鮮魚流通網に革新をもたらす可能性
-
ドキュサイン、インテリジェント契約管理サービスを発表 〜 電子署名ソリューション以外に事業を拡大
-
2024年4月29日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
米商務省、TSMCのアリゾナ工場への投資を提案 〜 米中緊張悪化を背景にチップの国産化に重点
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開
-
ビットコイン半減は価格にいかに影響するのか 〜 最高値更新から乱高下、次の半減期が目前に
-
2024年4月22日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ボルティモアの橋崩落、輸出・小売業者に影響
-
米国のMBA課程、人工知能分野の教育を積極化 〜 会社で求められる技能に学生側も関心を強める
-
2024年4月18日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
テスラ、急速充電網を開放~EV普及の節目となるか