小惑星をキャッチし探査 NASAが新構想

 【共同】無人探査機で小惑星をキャッチして地球や月の近くまで移動させ、別の宇宙船に乗った飛行士らがサンプルを採取する—。こんなSF映画のような構想を、米航空宇宙局(NASA)が10日発表した。

 2017年ごろに探査機を打ち上げ、早ければ21年に飛行士を小惑星に送る計画。米国は30年代に火星への有人飛行実現を目指しており、そのために開発中のオリオン宇宙船や大型ロケットの性能を試すのが目的だ。

 2月にロシア上空で起きた隕石爆発による被害を受け、地球に接近する物体の軌道を変える手段を探るほか、小惑星で有用資源が採掘できないか調べる狙いもある。

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