核燃料再処理で温度差 米韓原子力協定

 【共同】ケリー国務長官と韓国の尹炳世外相は12日のソウルでの会談で、来年3月に期限切れを迎える米韓原子力協定の改定について協議した。韓国は協定で事実上禁じられている使用済み核燃料の再処理やウラン濃縮を認めるよう要求しているが、米国は核拡散への懸念から慎重で、会談後の記者会見でも双方の温度差が浮き彫りになった。

 原発増設を進める韓国にとって、協定の改定は米韓間の重要懸案の一つ。韓国は使用済み核燃料の貯蔵施設が2016年にも飽和状態になるとして、改定交渉で再処理などの容認を求めてきた。

 尹氏は会見で「韓国は世界5位の原発保有国だ」と指摘。「毎年積み上がる使用済み燃料をいかに効率的に処理するか、安定的な核燃料供給をどう確保するかが重要な基準だ」と述べ、再処理などの必要性を強調した。

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