郵便物に猛毒リシン 上院議員宛て、被害なし

 【共同】AP通信は16日、ミシシッピ州選出のウィッカー上院議員(共和党)宛ての郵便物から猛毒物質リシンの陽性反応が出たため、連邦捜査局(FBI)などが捜査に乗り出したと報じた。ワシントンの連邦議会に届く前に判明し、被害の報告はない。

 ボストン連続爆破テロとの関連は不明だが、米議会では2001年の中枢同時テロ直後にも炭疽菌入りの郵便物が送られる事件があっただけに、懸念が広がっている。現時点で他に不審な郵便物は見つかっていない。

 マカスキル上院議員(民主党)は当局が疑わしい人物を特定していると述べ、差出人は他の議員にも頻繁に手紙を送ってくる人物だと語った。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る