物価下落続けば購入拡大 セントルイス連銀総裁

 【共同】セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は17日、ニューヨーク市内で講演後、記者団に対し「引き続きインフレ率が下がれば資産購入のペースを増すこともいとわないだろう」と述べ、さらに物価下落が進んだ場合には量的緩和第3弾(QE3)の規模を拡大する用意があるとの認識を明らかにした。ロイター通信が伝えた。

 総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)の年間2%のインフレ目標を物価が下回るのを積極的に阻止するべきだとし「2%と決めたら2%になるようにするべきだ」と物価安定の取り組みの重要性を強調した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る