対シリアでヨルダンに部隊 米国防長官、中東歴訪へ

 【共同】ヘーゲル国防長官は17日、上院軍事委員会公聴会で、内戦が続くシリアのアサド政権が化学兵器を使用する事態などに備え、隣国ヨルダンに米陸軍司令部から計画立案部隊を派遣すると表明した。AP通信によると200人規模になる見通し。

 国防総省は同日、ヘーゲル氏が20-27日の日程でイスラエルやヨルダンなど中東5カ国を歴訪、各国国防相らとシリア情勢やイラン核問題への対応について協議すると発表した。

 ヨルダンには昨年から米軍の少人数のチームが駐留。ヨルダンとの国境付近のシリア南部でアサド政権と反体制武装勢力の戦闘が激化していることを受け、指揮機能の増強を決めた。

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