緊迫感、全米揺さぶる 中枢同時テロ後を想起

 【共同】ボストン・マラソンのゴール地点を狙った連続爆破テロ事件で、追い詰められた容疑者の男らと警察との間で銃撃戦が起きた。多数の死傷者を出した大都市中心部でのテロ以来、即座に厳戒態勢に入った政府機関や空港、相次ぐ公共施設からの避難や毒物騒ぎ…。2001年の米中枢同時テロ直後を思わせる緊迫感が全米を揺さぶった。

 黒い野球帽に黒いサングラスをかけた男と、白い野球帽を後ろ前にかぶった男─。米連邦捜査局(FBI)が18日、容疑者の男2人の写真と映像を公開した途端、事態が急展開しだした。

 同日深夜、ボストンからチャールズ川を隔てて対岸にあるマサチューセッツ工科大で警官1人が射殺される事件が発生。犯人の男らは車を奪い、近郊のウオータータウンまで逃げると警察と銃撃戦を始め、閑静な住宅街は騒然となった。

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