世界的大流行否定できず 鳥インフルエンザでリスク評価
- 2013年4月19日
- 日本発ニュース
【共同】国立感染症研究所は19日、中国で感染者が相次ぐ鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)が「人への適応性を高めており、パンデミック(世界的大流行)を起こす可能性が否定できない」などとする初めてのリスク評価を公表した。
同一家族内で複数の発症者が出たことから「確認はされていないが、限定的な人から人への感染が起こっている可能性がある」とした。
現時点で感染経路は不明。市場の鳥と患者から分離されたウイルスには遺伝情報に違いがあり、鳥から患者に直接感染したとは考えにくく、豚などの哺乳動物が介在して感染源になっていることがあり得るという。
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