ダッカ近郊ビル崩壊、86人死亡 数百人負傷

 【共同】バングラデシュの首都ダッカ近郊で24日、縫製工場などが入った8階建ての商業ビルが崩壊し、ハック保健相は少なくとも86人が死亡、数百人が負傷したと語った。負傷者は600〜800人に上るとの報道もある。がれきの下に閉じ込められた人が多数おり、死傷者が増える恐れがある。

 バングラデシュには日系企業約150社が進出。現地の日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。

 崩壊したビルは、ダッカ北西約20キロの町サバールにあり、複数の縫製工場や銀行支店などが入居。ロイター通信は崩壊当時、約2000人がビル内にいたと報道。

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