「なぜ賛同しない」 広島市長が政府に疑問

 【共同】2015年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた第2回の準備委員会で、日本政府が「核兵器の人道的影響に関する共同声明」の賛同国に加わらなかったことに対し、松井一実広島市長は24日、会合終了後に共同通信の取材に「なぜ賛同しないのか分からない」と疑問を示した。

 松井市長は声明の内容について「(核廃絶に対する)広島の思いを具現化してくれている」と指摘。「日本政府代表に今回の対応を聞こうと思っている」と述べた。

 松井市長は準備委出席のため、ジュネーブに滞在し、長崎市長とともに演説した。

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