CO2多い石炭火力急増 温暖化対策阻む
- 2013年4月25日
- 世界のニュース
【共同】国際エネルギー機関(IEA)は25日までに、二酸化炭素(CO2)排出量が多い石炭火力発電が2000年から10年の間に45%増えたなどとした報告書を発表した。化石燃料以外の発電を上回る勢いで世界に広がっており、地球温暖化対策の足を引っ張っていると指摘している。
IEAは「破滅的な温暖化を防ぐには、石炭は有力なエネルギー源であってはならず、CO2排出量の少ないエネルギーへの転換を進めなければならない」としている。
日本の政府や経済界には発電コストが安い石炭火力発電を推進する意見が強まっているが、温暖化対策の観点から国際的に問題視されていることが浮き彫りになった。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ