独立記念日に自爆テロ計画 連続爆破容疑の兄弟

 【共同】ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、ボストン連続爆破テロで訴追されたチェチェン系のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)と警察に射殺された兄が当初、7月4日の独立記念日に自爆テロを計画していた、と捜査関係者の話として報じた。テロを行おうとしていた場所は不明。

 兄弟は、イエメンで2011年に米無人機の攻撃で殺害された米国人イスラム過激派聖職者アンワル・アウラキ師の説教をインターネットで見て影響を受けていたとみられるという。

 米連邦捜査局(FBI)に対する供述によると、兄弟は国際テロ組織アルカイダ系のイエメンの武装集団「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」のオンライン雑誌「インスパイア」から圧力鍋を使った爆弾の製法を学んだ。爆弾が兄タメルラン・ツァルナエフ容疑者=死亡時(26)=の自宅で予想より早く完成したため、マサチューセッツ州の「愛国者の日」である4月15日のボストン・マラソンを狙うことに切り替えた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る