米、新型貫通弾開発へ イラン核施設攻撃想定

 【共同】3日付のウォールストリート・ジャーナルは、米国防総省が、強固に防護されたイランの地下核施設の破壊が可能な新型の特殊貫通弾(バンカーバスター)の開発を進めていると報じた。

 同紙は、イランの核兵器開発を外交努力で止められない場合、米国が実力で阻止できることを示すことで、イラン核問題をめぐる欧米側の外交的な立場を強めることになるとしている。また、対イラン単独攻撃も辞さない構えのイスラエルに、早急な攻撃を踏みとどまらせる効果もあるとみられている。

 オバマ政権はイランに対する武力行使の選択肢を排除していないが、なお外交努力を続ける姿勢を見せている。

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