現時点の金融緩和適切でない フィラデルフィア連銀総裁

 【共同】フィラデルフィア連邦準備銀行のプロッサー総裁は25日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで講演し、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定について「金融政策の緩和を現在の環境で拡大するのは適切でないし、また効果的でないだろうと信じる」と述べて、「少なくとも2015年半ばまで」事実上ゼロ金利政策を維持する方針や住宅ローン担保証券(MBS)の追加購入など追加緩和実施に反対したことを明らかにした。

 総裁は「政策金利をさらに数ベーシスポイント引き下げても、経済成長や雇用を促さないと信じる」と追加緩和の効果に否定的な見方を示した。家計部門は… 続きを読む

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