空海入手の「古今文字讃」 国内4カ所に写本残存

 【共同】国立国語研究所(東京都立川市)など国内4カ所に所蔵されている文献が、空海が唐に留学中に入手した文字書体の文献「古今文字讃」の写本と分かり、鑑定した高野山大密教文化研究所(和歌山県高野町)の大柴清円受託研究員が22日、発表した。

 空海の詩などを集めた「性霊集」の中で、814年に空海が嵯峨天皇に献上した書物の一つとして記されている。大柴研究員は「空海が中国で、さまざまな書体を学んだことが分かる。書道史上で重要な発見」としている。

 ほか3カ所は、四天王寺大(大阪府羽曳野市)、名古屋大、東京大。国語研究所と四天王寺大の写本は室町時代のものとみられる。

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