日銀、弾力的に資金供給 長期金利安定へ全力

 【共同】日銀の黒田東彦総裁は22日、金融政策決定会合後に記者会見し、4月の大規模な金融緩和策の導入後に長期金利が上昇したことに対し「政策効果の浸透を促すため、弾力的な資金供給を行う」と表明した。国債の買い入れペースや対象を見直し、長期金利の乱高下を抑えるため全力を挙げる。

 現実の経済活動には「今の時点で大きな影響を及ぼすとはみていない」と説明。日銀は「引き続き市場の状況を十分注視し、市場参加者との意見交換をしていく」とし、積極的に対応する考えを強調した。

 日銀は国債を大量に買うことで長期金利を引き下げ、企業の設備投資や住宅購入を後押しすることを狙っている。しかし、日銀の思惑とは裏腹に長期金利は上昇傾向にあり、景気回復の妨げになる恐れが出ていた。

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