スプリント買収を承認 ソフトバンクに米投資委
- 2013年5月29日
- アメリカ発ニュース
【共同】ソフトバンクは29日、米携帯電話3位のスプリント・ネクステルの買収について、対米外国投資委員会(CFIUS)の審査が終了し、取引の承認を受けたと発表した。ソフトバンクは7月の買収完了に向けて一歩前進した。
ソフトバンクによるスプリント買収については、米有力議員が安全保障上の強い懸念があるとして、慎重な審査を米当局に要請していた。CFIUSはソフトバンクに対し、調査の結果「国家安全保障上の問題はない」との通知を出した。
今後、米連邦通信委員会(FCC)とスプリントの株主総会でそれぞれ承認されれば、ソフトバンクによるスプリント買収が完了する。ただ、衛星放送大手のディッシュ・ネットワークが対抗買収を仕掛けており、情勢は流動的な面も残っている。
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