バッハ直筆の楽譜発見 カトリック曲を筆写

 【共同】「音楽の父」と呼ばれるドイツの音楽家バッハ(1685〜1750年)が筆写した楽譜が新たに見つかった。バッハ資料財団が6日、東部ワイセンフェルスで発表した。カトリックのミサ曲を書き写したもので、プロテスタントのバッハが、カトリックの教会音楽の影響を強く受けていたことを示す貴重な資料としている。

 発表によると、バッハが筆写したのは、イタリアの作曲家フランチェスコ・ガスパリーニの「ミサ・カノニカ」。ワイセンフェルスにある作曲家ハインリヒ・シュッツの記念館で今年4月に見つかった。

 財団は使われた紙やインク、筆跡を分析した結果、1740年にバッハ本人が書いたものと断定。計30枚あり、保存状態は極めて良好という。

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