決断迫られるアッバス氏 中東和平交渉再開で

 【共同】中断している中東和平交渉の再開に応じるかどうか、パレスチナ自治政府のアッバス議長が難しい決断を迫られている。米国は経済支援をちらつかせ、イスラエルが求める無条件再開をのむよう要求。イスラエルによるユダヤ人入植活動の凍結が条件との主張を取り下げて再開に応じれば、パレスチナ内部から批判が噴出するのが必至だからだ。

 「アッバス氏は再開に応じるよう米国から圧力を受けている」。自治政府高官がこう説明した。

 ケリー国務長官が仲介を本格化してから2カ月余り。イスラエルのネタニヤフ連立政権には対パレスチナ強硬派の政党も参加、安易な譲歩は難しく、ケリー氏はイスラエルから再開に向けた大きな譲歩を引き出せていない。

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