米国が最も魅力的〜代替エネ投資先、中国抜く
- 2013年6月24日
- 米国ビジネス
2012年の最も魅力的な代替エネルギー事業の投資先として、米国が中国を抜いて世界で首位に選ばれたことが、アーンスト&ヤング(E&Y)の調査で分かった。
クリーンテクニカによると、E&Yの再生可能エネルギー国別魅力度指数(RECAI)による順位付けは今回が10回目。3位以下はドイツ、オーストラリア、英国、日本、カナダ、インド、フランス、ベルギーの順となった。
12年は業界や市場が大きく変動した一方、再生可能エネルギーが化石燃料に代わる有力な選択肢として浮かび上がった年となり、多くの国や社会階層で信用と魅力、身近さが高まった。
RECAI調査報告書をまとめたベン・ウォーレン氏は「再生可能エネルギーは十分に成長した。今ではビジネスに不可欠であると同時に、個人の特権になった。ソーラーパネルを住宅やオフィスで頻繁に見かけるようになり、バイオマスが工場や病院に電力を供給し、風力タービンも見慣れた光景になった」と指摘した。
12年の代替エネルギー投資額は、前年比22%減の406億ドルと09年以来最低だったが、ウォーレン氏によると、設置容量が伸びたことは同分野の粘り強さを反映している。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ