IAEA要員復帰なら対話 対北朝鮮で米高官
- 2013年6月28日
- アメリカ発ニュース
【共同】ズムワルト国務副次官補は27日、下院外交委員会の公聴会で、北朝鮮が寧辺の核施設に国際原子力機関(IAEA)の監視要員を復帰させるなどの措置を取れば、6カ国協議を含む交渉に応じる考えを明らかにした。米当局者が対話再開の条件に具体的に言及するのは異例。
ただ、IAEA要員が復帰後に監視する対象として何を想定しているかは明らかにしなかった。ウラン濃縮活動や原子炉再稼働準備の停止だけでなく、秘密の核施設の申告なども前提にした発言の可能性がある。
ズムワルト氏は、対話再開のためには北朝鮮が「非核化を真剣に考えていることを示す具体的な措置」を先に示す必要があると強調。一つの方法として「自国の核計画にIAEAを呼び戻すこと」を挙げた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年4月29日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
米商務省、TSMCのアリゾナ工場への投資を提案 〜 米中緊張悪化を背景にチップの国産化に重点
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開
-
ビットコイン半減は価格にいかに影響するのか 〜 最高値更新から乱高下、次の半減期が目前に
-
2024年4月22日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ボルティモアの橋崩落、輸出・小売業者に影響
-
米国のMBA課程、人工知能分野の教育を積極化 〜 会社で求められる技能に学生側も関心を強める
-
2024年4月18日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
テスラ、急速充電網を開放~EV普及の節目となるか
-
2024年4月15日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
EV生産コスト、27年にはガソリン車より安く~ガートナーが予想
-
人間の労働力の方が人工知能より安価 〜 MITの研究、雇用機会の大部分は人工知能にまだ奪われないと結論
-
ドローン配送に現実味~運用範囲広がる