購入縮小の判断は様子見賢明 サンフランシスコ連銀総裁

 【共同】サンフランシスコ連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は28日、カリフォルニア州ローナートパークで講演し、長期国債と住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れによる量的緩和第3弾(QE3)について、景気回復に対する連邦財政緊縮の影響やインフレ率下落を注意深く見守る必要があるとした上で、資産購入の規模縮小や終了の判断が「時期尚早」で「しばらく待つのが賢明だ」と述べ、連邦歳出の強制削減や物価動向を見極めるため様子見するべきだとの認識を表明した。

 QE3に関して景気回復の進み方が現時点の見通しと異なれば「計画を修正」するだろうとしつつ「ことし後半に購入規模の縮小に着手したとしてもバランスシートは引き続き拡大し、追加刺激を与えるだろう」と説明。資産購入による金融刺激の必要がなくなれば「景気回復を損なわずに政策変更できると確信している」と自信を示した。「購入の規模縮小や終了はフェデラルファンド(FF)金利を現在の異例に低水準に維持する方針を決して改めないしまた覆さない」と強調、事実上のゼロ金利政策の早期解除観測をけん制した。

 総裁はことし、連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策を決める投票権を持つ連銀総裁メンバーでない。

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