同胞団が憲法宣言拒否 エジプト

 【共同】エジプトのイスラム組織ムスリム同胞団系の政党「自由公正党」のエリアン副党首は9日、マンスール暫定大統領が発表した「憲法宣言」について「政権転覆の首謀者が任命した人物によってつくられたもので、(民主革命を)振り出しに戻す行為だ」と非難、拒否する構えを明確にした。同党の法律顧問も地元メディアに「宣言は違法であり、無効だ」と語った。

 一方、先鋭的なイスラム厳格派の有力政党「光の党」の広報担当者は同日、憲法宣言を支持、暫定首相の候補として名前が浮上している元財務相のサミール・ラドワン氏への支持も表明した。光の党は暫定政権づくりの協議から撤退すると表明しているが、一定程度、譲歩の余地があるとのサインを送っているとみられる。

 これとは別に、地元メディアは同日、首都カイロ中心部のナイル川に架かる橋の下で爆発物が見つかったと報じた。治安部隊が処理したという。背後関係は明らかになっていない。

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