次世代送電網で米中協力 温暖化対策で5分野

 【共同】米中両政府は10日、電力需給を効率化する次世代送電網「スマートグリッド」や、石炭火力発電所からの二酸化炭素(CO2)回収貯留技術の実用化など、5分野の地球温暖化対策で中国との協力に合意したと発表した。

 米中が4月に設置に合意した温暖化問題に関する作業部会による協議の成果。首都ワシントンで開催中の「米中戦略・経済対話」で協力を確認し、今年10月までに同部会が具体的な実施計画を定める。

 合意したのは(1)自動車の排ガスに含まれるCO2やすすの低減(2)石炭火力のCO2回収貯留の大規模実証(3)建物や工場、運輸の省エネ強化(4)温室効果ガスのデータ収集と管理(5)再生可能エネルギー拡大に対応したスマートグリッド技術の実用化-の5分野。

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