ヒズボラのシリア介入懸念 安保理議長声明

 【共同】国連安全保障理事会は10日、シリア内戦の影響を受けている隣国レバノンに関する会合を開いた。シリアからレバノンへの国境を越えた発砲の増加に「懸念が高まっている」と強調、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラによるシリア内戦への参加に「深い懸念」を表明する議長声明を採択した。

 声明は「全てのレバノン関係者に対し、シリア危機への参加を避けるよう求める」とした。安保理外交筋によると、当初は「ヒズボラ」と明記していたが、ロシアが反対したため、名指しを避けた。

 一方、内戦を逃れて58万7000人のシリア人難民と6万5500人のパレスチナ人難民がレバノンに流入しているとし「難民を受け入れて支援するレバノンの寛大な努力をたたえる」とした。

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