救命無線機が出火原因か B787火災でロイター
- 2013年7月16日
- 世界のニュース
【共同】ロイター通信は15日、ロンドンのヒースロー空港で駐機中に起きたエチオピア航空のボーイング787の火災原因を調べている当局が、航空機用救命無線機(ELT)から出火した可能性があるとみていると報じた。
ELTは米ハネウェル社製。最新鋭機787の約3カ月に及ぶ運航停止につながるトラブルを起こしたリチウムイオン電池ではなく「リチウムマンガン電池」を使っており、ロイターは「問題再燃への懸念をしずめる事実だ」としている。
787は今年1月、リチウムイオン電池を使ったバッテリーが発火する重大トラブルが発生。4月下旬まで運航停止となったが、英運輸省の航空事故調査当局は今月13日、ヒースロー空港での今回の火災と同バッテリーとの関連に否定的な見解を発表していた。
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