参院選21日投票 安倍政権の評価問う
- 2013年7月19日
- 日本発ニュース
【共同】第23回参院選は21日に投票日を迎える。昨年12月の第2次安倍内閣発足後、初の大型国政選挙で、安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営の評価が問われる。衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」が続くか解消するかが焦点だ。報道各社の調査で優位に立つ与党と、巻き返しを狙う野党が参院過半数を懸けて戦う。即日開票され、21日深夜にも大勢が判明する。
各党党首は19日、街頭演説などで支持を呼び掛けた。首相は津市で経済政策「アベノミクス」に関し「経済をしっかり成長させていく」とアピールした。民主党の海江田万里代表は兵庫県伊丹市で、自民党が社会保障制度改革に後ろ向きだとして「皆さんが年を取ったときに安心して暮らすための年金制度が脅かされている」と強調した。
選挙戦で公明党は、ねじれ解消による政治の安定を求めた。みんなの党は農業や医療分野の規制改革による経済成長を主張した。生活の党、共産党、社民党、みどりの風は原発ゼロとともに、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)への反対を訴えた。日本維新の会は統治機構改革を掲げた。
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