偽リビュー掲示業者を提訴〜自動車情報のエドマンズ

 自動車情報ウェブサイト大手エドマンズ・コムは23日、自動車ディーラー約24軒に関するうそのリビューを60件以上同サイトに投稿したほか、自社サイトで許可なくエドマンズのロゴを使ったのは利用規約違反として、ウェブ風評管理会社ヒューマンカインド・デザイン(テキサス州)傘下のグロウイングリビューズ(GlowingReviews、同)を訴えた。

 ロサンゼルス・タイムズによると、エドマンズのサイトでは消費者が車やディーラーのリビューを投稿、掲示できるようになっているが、うそのリビュー掲示を禁じており、同社が各投稿を審査している。2013年2月初めごろから、約24軒のディーラーに関するリビューの中に、肯定的だが短くて具体性に欠けるといった特徴のある投稿が複数見つかったため調べたところ、すべて同じ発信源であることが判明した。

 調査を1カ月続けた結果、サイト利用者2000人分のeメールアドレスがヒューマンカインドから発信されていた。

 グロウイングリビューズは「事実無根」と反論し、懸念を解消するためエドマンズと協議する意向を示している。エドマンズ広報は、建設的でないとの理由でメディアを通じた論評を避けた。

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