オアフ島、浜辺も禁煙に〜来年1月から新条例

 ハワイ州ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、同市のあるオアフ島のすべての公共区域で喫煙を禁じる2つの条例改正案に署名した。禁煙区域には浜辺も含まれ、新条例は2014年1月から適用される。

 CNNによると、浜辺のほかに公園、テニスコート、ソフトボール場、公共プールなどで喫煙が禁じられるが、市営ゴルフコースは対象外。また、電子たばこ(E-cigarette)も対象外。

 市議会が満場一致で可決した新条例は、公共施設での喫煙を禁じた現行条例の拡大版。オアフでは既に、小売店やレストラン、バーの店内と入り口の周囲20フィートが禁煙となっている。このほか、人気リゾートのハナウマ湾自然保護区では1993年から、ダイビングのエリアで禁煙となっている。

 違反者には初犯の場合は100ドル、その後は最高500ドルの罰金が科される。公有地に接する海の上でも喫煙は禁止される。

 国立生物工学情報センターによると、1993年から2011年までに国内の公園843カ所、ビーチ150カ所で禁煙が実施されている。

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