マツダ、ディーゼル車でレース参戦

 米国で今年、日系ブランドではいすゞ以来となるディーゼル・エンジン車「マツダ6」の発売を予定しているマツダは今週、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されるレースに同車のディーゼル技術を使った車で参戦する。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、ディーゼル・エンジンのレース車が同サーキットで走るのは61年ぶりで、1952年のインディアナポリス500に参戦した「カミンズ・ディーゼル・スペシャル」 以来。カミンズ車は380馬力の6.6リッター・6気筒ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載していた。

 今回走るマツダ「スカイアクティブ・ディーゼル」は、2.2リッター4気筒ターボ・ディーゼル・エンジンで、より小型ながら400馬力、最大トルクも450ポンドフィートとパワフルだ。

 マツダは、デイトナのストックカーレースで初めてディーゼルのレース車を走らせたメーカーでもある。今回インディで走るモデルも市販車に極めて近く、エンジン部品の51%、車重の63%で市販車と同じ部品を使っている。

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