農家、林業は年1ミリシーベルト超 田村市で異例の被ばく調査

 【共同】国による除染が終わり8月1日から3カ月間、一時宿泊が認められる福島県田村市の都路地区で今月、復興庁や内閣府の職員が実際に現地に宿泊して自らの被ばく線量を測定する異例の調査を実施していたことが30日、分かった。

 農業や林業に従事する生活パターンの場合、年間の追加被ばく線量は通常の被ばく限度とされる1ミリシーベルトを超える試算となったが、復興庁の担当者は「健康上、問題のない数値。線量計の配布やカウンセラーの派遣などで、可能な限り住民の不安を払拭していきたい」としている。

 また調査の結果、実際の被ばく線量はこれまで同一視されてきた空間線量の3分の1程度だったとして、同担当者は「安全性に余裕があることが分かった」と強調した。

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