小型車用エンジン増産へ〜クライスラー、ミシガンの2工場
- 2013年8月9日
- 米国ビジネス
クライスラーは9日までに、ミシガン州のエンジン工場2カ所に5200万ドルを投じて、4気筒エンジンを増産する計画を発表した。
AP通信によると、対象はトレントン・ノース工場とダンディー工場。いずれもコンパクト車「ダート」などに搭載される2リッター4気筒エンジン「タイガーシャーク」を造っている。
ダンディー工場では、ラインを改装してクランクシャフト、シリンダーヘッド、エンジンブロックの組み立てを行うために4050万ドルを投じる。トレントン・ノース工場では、1150万ドルを投じてエンジン組立ラインに298人を増員する。両工場とも今年第3四半期(7〜9月)末には増産体制が整う見通し。
クライスラーの新車販売台数は2009年に93万1000台まで落ち込んだが、12年には160万台に回復し、13年はすでに100万台を超えて前年同期比9%増となっており、このうち「ダート」は5万1000台以上を占めている。
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