和平交渉、本格協議入り 入植活動、障害にも イスラエルとパレスチナ

 【共同】7月末に約3年ぶりに中東和平交渉を再開したイスラエルとパレスチナは14日、仲介役の米国の特使を交え、エルサレムで本格協議を開始する。イスラエルは11日に、東エルサレムやヨルダン川西岸のユダヤ人入植地で住宅計約1200戸の入札計画を発表したばかり。入植活動が再び交渉の障害となる可能性がある。

 交渉は最低9カ月間、将来の国境画定や聖地エルサレムの帰属など、すべての重要議題について行われるとされ、難航は必至。当面は交渉を軌道に乗せるための関係づくりが課題となりそうだ。

 交渉を行うのはイスラエルのリブニ法相とパレスチナの和平交渉担当者アリカット氏ら。インディク米中東和平特使も出席する。

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