成長と物価の確認まだ必要 セントルイス連銀総裁

 【共同】セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は15日、ケンタッキー州パドゥーカで講演し、量的緩和第3弾(QE3)について「マクロ経済成長が今後数カ月間あるいは数四半期の間好転し、インフレ率が目標に向かって自然に戻るかどうかを確認することが極めて重要だ」と述べ、長期国債と住宅ローン担保証券(MBS)の購入規模の縮小決定は時期尚早で、景気回復の動向に関するデータがまだ必要との認識を示した。

 講演内容は2日とほぼ同じだった。

 総裁はことし、連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策を決める投票権を持つ連銀総裁メンバーの一人。

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