サムスン、湾曲画面のOLED TVを対米出荷 〜LG製より大幅に安く

 韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は、湾曲画面のOLED TVを小売価格8999.99ドルで米国市場向けに出荷開始した。

 同社が発売する55インチ型のKN55S9Cは、湾曲画面のOLED TVとしては、韓国LG電子が先に米国発売した同等機種の1万4999.99ドルよりはるかに低価格で、サムスンがLGに厳しい価格競争を仕掛けた格好となった。

 両社とも、湾曲画面OLED TVを母国の韓国市場では以前から販売していたが、LGが先日、同製品の米国発売に踏み切ったばかりで、サムスンがそれに追随した。

 KN55S9Cには、マルチヴュー機能が搭載され、画面を二つに割って二つの番組を同時表示できる。また、片方で2D映像を、もう片方で3D映像を表示することも可能。

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