米国とイスラエルをけん制 ヒズボラ指導者

 【共同】シリアのアサド政権と盟友関係にあるレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師は3日、化学兵器使用疑惑をめぐり、シリアへの軍事介入を検討する米国の背後には「イスラエルが暗躍している」と主張、米国とイスラエルの双方をけん制した。イランの国営プレスTVなどが4日までに伝えた。

 ナスララ師は3日、レバノンを訪問したイラン国会のボルジェルディ国家安全保障・外交委員長ら同国代表団と会談。米国が軍事介入の理由として挙げる内容は「不合理だ」と主張。ボルジェルディ氏も「米国は介入という愚かな決断をする前に国際社会のメッセージを理解すべきだ」と述べた。

 イランはアサド政権とヒズボラのいずれとも密接な関係があり、米国がシリアへの介入に踏み切れば、敵対するイスラエルへの報復に出る可能性が指摘されている。

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