輸送ロケットを公開 宇宙基地へ物資

 【共同】オービタル・サイエンシズ社は17日、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ無人補給機「シグナス」の初号機を搭載したアンタレスロケットを公開した。

 バージニア州にある米航空宇宙局(NASA)のワロップス飛行施設から18日午前(日本時間18日深夜)に打ち上げる予定。昨年からステーションへの物資輸送を始めた米スペースX社のドラゴン宇宙船とともに、オバマ政権が進める民間による宇宙開発を担う。

 シグナスはステーションに安全に接近するための誘導装置に、日本の無人補給機「こうのとり」と同じ技術を採用。茨城県つくば市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制チームもドッキングを支援する。アンタレスロケットは2段式で全長約40メートル。先端部に直径約3メートル、全長約5メートルのシグナスを搭載する。

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